ヒアリは本当に殺人蟻?実際は日本の蟻よりはちょっと面倒なレベル、ブヨの方が怖い
ヒアリは本当にヤバイのか?
外来種問題もあるせいか「ヒアリ超やばい」系のニュースが多いですが、いつも閲覧している「新しい創傷治療」サイト様でホッとする投稿がありました。
アメリカのヒューストンにはどこにでも生息していて、刺された時の痛みが強烈なのと痒みが一週間くらい続くだけのようです(日本の蟻よりは十分強力ですがww)。
一時テレビで報道されていたような「死亡者が続発」するようなモンスターでは全くないようで、環境庁のHPでもひっそりと「アメリカでの死亡例」の記述を削除していたようです(-_-)
TVでも過熱報道については後ほど訂正してもらいたいものですね。
ブヨの方が本当にヤバイ!!
まあ、情報(知識)のない虫に対しては人間無警戒、無対策なので注意喚起は必要ですが、私の人生の中で「虫」による最大の被害は「ブヨ」によるものでした。みなさんはブヨについてご存知ですか?
あれはもう28年前、私が群馬県の養豚場で働いていた時の事です。
汚水をポンプで農地に撒いていたのですが、そのポンプのメンテ中、左腕に無数の(約20匹)コバエのような虫がとまっているのに気がつきました。「なんだこれ」と思いつつそのコバエを右手で払いのけ作業を続けました。
一日の仕事が終わり会社の休憩室でなごんでいました。ふと痒みを左腕に感じ目をやると「!」ポパイのように腫れているではありませんか??
同僚からブヨに刺されたとの説明を受け、一匹に刺されてもかなり腫れるらしくそれを20匹いっぺんに刺されているわけですからそりゃあ腫れるわけです。ヒアリ報道ではありませんが、最悪の場合アナフィラキシーショックで死亡するケースもあるらしいのですが、私はしばらくの間腫れと痒みに苦しんだくらいですみました(^-^;
ブヨは、
①河原のキャンプ場など郊外の水場・水辺にいます。(6から9月が多い)
②刺すときはほぼ無痛(蚊に刺されるより何も感じませんでした。)
③集団で襲ってくるようです…。(私の場合もそうでした。)
④刺された後は、ものすごく腫れ、ものすごく痒い。(1~2週間続くようです)
⑤刺された後は、毒を吸い出す、掻かない、ステロイド系の塗り薬を使う等、処置をしたほうがいいようです。(私は何も知らなかったので自然治癒でした。いろんな意味で「知らぬが仏」でした。)
⑥複数箇所(30箇所以上)刺されると生命の危機!!の場合も。
⑦掻いちゃだめのようです。
夏休みで、キャンプや行楽の予定も多いと思いますが、水辺・水場に行かれる方は、「ブヨ」についてもググッておく事をお勧めいたします。
虫刺されなどの痒みにはお薬のほかに、ハイドロコロイド包帯100×400も効きますのでお勧めです。
不謹慎ですが、あのポパイのような腕(前腕~上腕)の腫れっぷりはある意味見事なものでした(その後の痒みは地獄ですが)。話のネタには確実になりますね。