頭痛と食事の関係に続いて、今回は頭痛と運動の関係について考えてみます。
頭痛で悩まれている方(女性)は、
・首・肩こり、背中の筋肉の緊張
・首の筋肉が細い
・なで肩
という特徴が見られます。
パソコン作業などデスクワークが多い、スマホなどの操作が多い、単純肉体労働(重い物を持ち運ぶ機会)が少ない、とういう状態の方も多く、頭痛の発生しやすい状況かと思われます。
逆に言えばそういった状態から抜け出せば、頭痛を改善できるといえます。
でも、いきなり仕事を替えたりは不可能ですし、トレーニングジムに通うのも難しいですよね。
偏頭痛のひどい時は運動をすると痛みが強くなりますが、痛みが治まっているときは、からだと相談しながら、運動量を増やしたいところです。
自宅でできるもので効果は十分期待できます。
最初の一歩としておすすめは、仕事の合間や通勤でできる以下の2つです。
①背すじ・首すじを伸ばす運動
②ウォーキング(気持ちの良い速さで)
①背すじ・首すじを伸ばす運動
お仕事の合間などに、息を吐きながら軽く顎を引いて、頭の頂点(ツボでいうと百会のあたり)を
天井に向けて垂直に伸ばします。(どなたかに頭の頂点を真下に軽く圧迫してもらい、それを押し返すように伸ばしても良いです)
その際、ドローインのように(自然に)お腹がへこみます。
お尻も自然に引き締まる感じになるでしょう。座っていても、立った状態でも、歩きながらでもできます。
普段猫背気味な方はこの動きだけでも背中に痛みを感じたり、筋肉がつりそうになるので、痛みや不快な感じがでない程度に微調整をして、気持よく実践してください。
ストレートネックなど頸椎の歪みの修正にもつながります。姿勢もよくなります。
※繰り返しますが、がんばりすぎないで行ってみてくださいね。
②ウォーキング
※スマホをみながら歩いたり、足指の動きが窮屈な靴やヒールのある靴でのウォーキングは逆効果になるので気をつけてください。
足型があえば、ビルケンシュトックやニューバランスなどがおススメの履物です。
40分くらい気持ちよくウォーキングできれば最高です。
最初はできる範囲(時間等)で実践してください。
速く歩けば歩くほどいいわけではありません。
からだがほぐれるようなのんびりした速さがよいでしょう。
手の親指を握らないよう、できれば手ぶらがよいようです。
①②を実践継続してもの足りない方は
次回ブログで紹介する
③腹筋運動・背筋運動(体幹トレーニング)
④ラジオ体操
もおススメです。