エコノミークラス症候群にも代表されるようにアキレス腱付近、特にふくらはぎは血液循環とリンパの流れを決める重要ポイントです。
血行やリンパの流れが悪くなると、むくみや頭痛、肩こり、便秘、生理痛、冷え症、子宮筋腫などいい事はありません(´Д` )
改善方法その①立って行う場合
壁 に向かって立ちます。腕を軽く曲げて手のひらを壁につけます(壁に寄りかからないで)。手を滑らせるようにゆっくり膝を曲げていきます。背中が丸くならな いように気をつけて踵(かかと)が浮く手前までしゃがんでいきます。
十分アキレス腱を伸ばしたら(3~5秒程度)息を吐きながら立ち上がり元の姿勢に戻り ます。
ハイヒールなどの影響で縮んだアキレス腱付近を伸ばし、ふくらはぎやすね(前脛骨筋)、太ももの筋肉のバランスを整えます。
改善方法その②寝て行う場合
仰 向け(上向き)に寝て膝を立てます(80~90度)。踵(かかと)は下に着けたまま、つま先をゆっくり上げます(反らせる)。
がんばり過ぎず上げ切ったまま(アキレス腱周辺が伸びた状態) 3~5秒キープします。
その後にパタンと脱力して足の裏を床につけます。
これを3~5 回繰り返します。
1回ごとに1呼吸ほど間を置きましょう。
ハイヒールは長期間使用し続けるとスネ(前脛骨筋)が硬くなり、スネの骨(脛骨、腓骨)の間が広がり、結果的に下腿が太くなる場合が多いです。この運動はその予防になります。
※まれにスネの筋肉がつる場合がありますがその時はお休みしてください。
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おまけ
・足に指の間に手の指を入れ、手の指を上下に動かしたり、ゆっくり足の指を握ったり開いたりするのもオススメの足元のお手入れ方法です。痛気持ち良い程度がいいでしょう。