私(♂)も50歳を前にして、露骨に老けてきたのが、 「目元」と「口元」。。
体のラインは筋トレと糖質制限でどうとでもなりそうですが。。
ほぼほぼ同級生の妻も、さすがに結婚当初からくらべると カラスの足跡とほうれい線が目立つようになったかなー という感じです。
ちなみに私は鍼灸師の国家資格は所持しているのですが、 「目元」「口元」の小じわなどに対する「美容鍼」に 興味を持たれている方、治療を受けている方は多いんですよね。
実はよく宣伝されているような美容鍼は、多くの知識も、もの凄いテクニックも必要ないと思っています。 (鍼灸師の国家資格は必要です。)
もちろん100点満点の治療を求める場合は、プロ中のプロを 探してお任せしたほうがよいでしょう。
(きっといらっしゃるんじゃないかな〜。私の知り合いにはいません・・・。)
でも自分自身に実践できる方法でも、70点くらいの効果は ありますし、なにしろ「安い」です。
今回、紹介する方法は2つです。
①パイオネックスゼロ(円皮鍼)を気になる場所に貼る。
※お肌が敏感な方や、剥がしにくい場合は、
パイオネックス・ゼロ(9mm径)を強くお勧めします。
パイオネックスは円皮鍼と言われる種類の鍼です。
日本のメーカー「セイリン」社の日本生産品です。
今まではパイオネックス0.3mmをおすすめしていましたが、鍼ではなく突起物を使った「ゼロ」が販売されたので、こちらをおすすめするようになりました。 効果は変わらないですし、かゆみなどが出にくくなりました。
使用方法は超簡単です。
貼る場所ですが、
〈目じりのしわ〉には、
・こめかみ(太陽穴)のあたり ・眉毛の真ん中の少し上のあたり
〈目のくま、たるみ〉には ・瞳の下の骨の真ん中あたり↓ 〈ほうれい線〉には、
・ほうれい線を上から少しずつゆびで押していって、 痛み(圧痛)を感じた場所。 ツボ(画像参照)の周辺の押して痛みを感じるところに 貼ります。
ツボは正確にわかる必要はありません。
押して痛い場所がある程度特定できればオッケーです。
個人差はあると思いますが、自分の場合は目のくまは、夜貼った日と貼らない日の差ははっきり朝でます。もちろん貼った日の方がくまは薄いです。(男性なのでまじめに実践しませんが。。)
副作用や事故の心配はありませんが、かゆみや不快な感じがしたらはがしてください。
②自分で美容鍼を購入して刺してみる。
「そんな恐ろしいことできません」と言われそうですが、私と一緒にやってみると100%皆さんほぼ無痛で刺せます。 (実験台は私の体です。。)自己責任で自分に試してみる分には鍼師免許はいらないんです。
鍼もステンレス製で折れにくいですし、 (意図的に折ろうとして繰り返し曲げたり、 鍼を刺したまま激しい運動をしたりすれば折れます。) 消毒済みの使い捨てです。
ほとんどの鍼灸師が使用する美容鍼は セイリン社製で、鍼の長さが15mm(1.5cm)のタイプです。(鍼の太さは0.1~0.18mmの5種類)
鍼管というプラスチック(?)の管に軽く接着している 鍼柄(鍼の持ち手)をパキッとはがして、 鍼柄をトントンと軽く叩くか、鍼柄をじわっと押して、 鍼先を軽く皮膚に押しこんでいくと、簡単にほぼ無痛でプツッと刺さります。
後はお好みに応じて5mm程度押し込んで いけばいいでしょう。(顔は深く刺さりません)
ツボはパイオネックスゼロを貼る場所と一緒です。
内出血する可能性は(免許の有る無しに関係なく) あります。
内出血による実害はありませんが見た目 の問題があります。
特に、近日中に結婚式やイベントがある場合、 目の下〔目のクマができるあたり)に刺す鍼は 避けた方がいいでしょう。
(パイオネックスゼロはもちろん大丈夫)
先端恐怖症の方もいるので、 パイオネックスゼロの方がノーリスクではあります。
パイオネックスゼロは筋肉痛、関節痛にも効果抜群ですし、
胃やお腹の不調など内科的な症状にも有効です。
美容に限らず、一家に常備しておくべき一品です。
(羽生結弦クンもオリンピックでばっちり使用してました。)
購入した価格は販売店でそれぞれ若干違いますが、1枚20~30円、一回のお手入れに10枚つかっても、 200~300円です。
(有国家資格者におまかせする場合はメリットはもちろんありますが、)
自分で実践できる方法としては、なかなか魅力的な美容料ではないでしょうか?